GHURKAバッグのRegistered No.に書かれたアルファベットで大体の製造年が分かるのは
以前にも書きましたが、それが"A"のバックを2個もっています。 No.6 The Dossier とNo.7 The Docketで1978年製だと思います。 ちなみにGHURKAの創業は1975年なので、この"A"が最初というわけではなく、 それ以前のものはアルファベット無で手書きや手打ちの数字だけなど色々あります。 僕が持ってる鞄で確認する限りでは、この"A"から"D"の時代(1978~1981年頃)は、 こんな風に手打ちされた、時には歪んだような味のある大きな字体ですが、 "E"以降(多分1982年)はタイプで打たれたような、小さな字体になっています。 余談ですが、もし今GHURKAを買うなら折角長く使う鞄なんで、 このregistered番号も嫌いな数字より自分の好きな数字を 選んで買えたらいいのにと以前から思っているのですが・・・。 で、今回はその字体の話題ではなく、この"A"のバック2個の革が、上の写真のようにやたらと赤いのです。 下の写真で比べてもらえば分かると思いますが、左が1975,6年のNo.5で右が1980年のNo.5です。 ま、2個だけの"A"を見て判断するのもなんですが、他の年とは全然違うなって印象です。 あまり知識もないので良く分からないですが、なめしの工程で色々ちがうんでしょうかね。 どちらがいいというものでもなく、好みかと思いますが個人的には赤くない方がGHURKAらしく好みかな。 それとは対照的に、これも以前紹介しましたがやたらと白いのもありまして、 当時のカタログ上での表記は,どちらもTwill/tan trimの同じくくりになると思いますが、 比較すると全く別物ですね。 もし、今のようにインターネットで現物を見ないで注文する時代なら、 赤か白か届いてみないと分からんって感じですね。 当時はそれも許せる時代だったのでしょう。 同じSaddle Leatherでも、色によって使い込むとどんな色に変化するのかも、革の楽しみのひとつですね。 そういう僕は・・・貴重なコレクションで使わんバックが大多数なのですが・・・・
by ghurka
| 2013-03-14 17:05
| バッグ
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