続 新旧GHURKA No.2 Express

何ケ月かに一度、好きなグルカを引っ張りだして、じっくり眺めて、擦って、ニヤニヤする時間があるんですが、
その度に新しい発見があったりするんですね。

よく見ると年代によって細かい作りの違いなんかもあって、グルカ狂にとってはとても楽しいのです。

今回のこの新旧Expressは以前にも同じようなネタを書いたんですが、さらにもっとマニアックな
どうでもいいような細部の違いを紹介してみたいうと思います。

下の写真の左が1987年製、右が1980年製。
この1980年のバッグは前回紹介したものとは違うものですが、30数年経ってるにしては非常に奇麗で
かなり気に入って、数年前に結構高かったのですが、清水の舞台から飛び降りるつもりで買ったんですが、
今までにExpressだけでも3回くらい飛び降りてます・・・・
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まずはExpressの特徴のひとつ傘を留めるストラップの違い
’80は穴がひとつなんです。
実際には一つ穴では、グルカの傘が留らず、数年後には2個穴になったようです。
写真では分かりにくいかもしれませんが、結構アップの写真なんで新旧革の質感の違いも見てもらいたいですね。
古いものは、非常に柔らかくしっとりしてますが、新しくなると革に張りがありツルツル感があります。
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ハンドルの取り付け部の違い。
'80は一重でちょっと弱い感じがしますが、後に2重になって補強されています。
実際こういう部分は、破れるなどのクレームがあったりして改善されたんでしょうね。
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チャックは、やはり古いものにはTALONが使われてますね。
'87にはGHURKAロゴのオリジナルのチャックに革のフラップがついてます。
その後は、YKKになっていきますね。
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他の部分のチャックも同じですが、’80のチャックはかなり小さい金具でつかみにくいかもしれませんが、
敢えて革を付けてないのが、いい感じ。
革はガンガン使うと結局はちぎれたりするんですよね。
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これはどこでしょう?すぐに分かれば通ですね。
向かって右にある縦のチャックの下の部分にある小さなフラップです。
ほんま、どうでもいいとこなんですが、古いものにはステッチがあります。
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ハンドルをつなぐ部分(なんて呼ぶんでしょうか?)が、年代によって革が付いてるハンドルが
左右逆に付いてますね。
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底鋲は珍しく同じですね。
No.5とかは、少し年代が変わると違う鋲が付いており、底鋲である程度年代が分かったりするんですけどね。
ただ、底鋲で年代が分かっても、誰も誉めてくれませんし、逆に気持悪がられます・・・
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下は'80のストラップですが、僕はこのストラップがなんか味があって大好きなんです。
ちなみにオールレザーのこのタイプのストラップが付いてるのは、多分この時代の初期のNo.2 Expressだけだと思うんですが・・・
僕のグルカ感の中で、ストラップは結構重要な部分をしめてまして、やはりその時代時代のオリジナルのものが
付いてないといやなのです。たまに切れたから変更されてたり、肩当てがなかったりするのはちょっと許されないのです・・・。
(ちなみに肩当ては最初からないものもあります)

ネットとかを見てて、これオリジナル違うな、違う年代のやなってすぐに分かって気になってしまうのもGHURKA狂の性であります・・・
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# by ghurka | 2014-06-06 13:31 | バッグ | Comments(2)

GHURKA V-4 Chestnut Vintage '38 Leather

個人的に今頃になってVintage Leather熱がちょっと上がり気味なんで、
昔の記事を引っ張り出してみました。

いつの何の雑誌の切り抜きかは不明なのですが、Vintageが発売され始めてすぐの頃の記事のようですね。
当時は、ちょくちょくこんな記事が出てたので、大事に切り抜いて保管してたのであります。
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とにかくグルカとしては、頑張って開発した逸品のようですね。
実際、それまでに販売されたKhyber CalfやSierra、Derby等に比べると人気はあったのでしょう。
現在のグルカでもVintage Leatherだけは続けて販売されていますからね。
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# by ghurka | 2014-05-26 11:50 | グルカ関連 | Comments(0)

GHURKA No.5 Examiner Vintage Leather

気付くと今月の初更新・・・

最近、No.5のビンテージレザーを手にしたので、ご紹介します。
以前にも書きましたが、基本的に元祖茶色のサドルレザー(写真の右側のタイプ)が好きなので、
ほとんどビンテージレザーのものは持って無いのです。

僕がグルカを買い始めた80年代前半に、このビンテージレザーは無く、多分1993年か4年頃から販売され始めたのだと思うのですが、どうしても進化型の新しいグルカに思えてしまうのです。
決して新しいものがが悪いというわけでは無く、あくまでも僕の中のイメージの問題なんですけどね。

で、今回このNo.5のビンテージレザーを初めて手にした感想は、なかなかいいね~!
持った感じのずっしり感、革のしなやかさ、使い込むと、かなりいい味がでそうって言うのが第一印象でしょうか。
単なる長年の食わず嫌いだったのか・・・・な?
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ビンテージレザーはアップで撮って見ると、こんな感じに細かいシワがあるのです。
サドルレザーをいくら使い込んでも、こんな感じのシワは絶対できないですからね。全く別物です。
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No.5の年代による作り、デザインのの違いに関しては以前に書いたので、そちらを見てもらう方がよく分かるでしょうね。
今回ビンテージを持って、かなりずっしりしてたので、重さを測ってみると、
サドルレザーが約1.3kg、ビンテージが約1.6kgでした。
サドルレザー裏地あり、、ビンテージ裏地無なんで、革自体が結構しっかりしてるのでしょう。
体重計で測ったのでアバウトですが・・・
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またまた気付いたのは、これもロゴマークの位置が反対ですね。
これはNo.2で以前に書いたけど、なぜでしょう?
デザインとしてか、間違いか、どっちでもよく気にしてないのか?個人的にはそこが知りたいのです。
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もう1点違うのは、基本ビンテージにはオールレザーのストラップが付いてないですね。
全てかどうかは分からないですが、このキャンバス地のストラップにレザーの肩当てが付いてるタイプです。
個人的には、折角オールレザーなのでカジュアルダウンせずにストラップも・・・って思いますが、
好き嫌いは別として、このタイプの方が使いやすいのかな。
ホックになってるから肩当てだけの交換も可能ですからね。
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ちなみに当時は色違いのビンテージレザーもあったのです。
これは1996年のカタログですが、このV12 Palomino Vintageはあまり見た記憶がないなぁ・・・
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それともうひとつカタログを見ながら気付いたのは、この頃のオールレザーはVintageメインで
元祖サドルレザーは、なかったんですね。
と、いうことは、V12 Palomino Vintageが元祖サドルレザーの代わりやったんでしょうかね。
この頃、僕のグルカ熱がやや冷め気味の時期であんまり覚えてないなぁ・・・・
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最近、更新頻度がかなり低いので、よくブログを見に来ていただいてる方、すいませんm(__)m
早々に次回更新頑張りま~す。
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# by ghurka | 2014-05-21 11:11 | バッグ | Comments(10)

GHURKA SIERRA

今回もまたまたコメントのご質問へのお返事更新です。
ご質問は、グルカの鞄のSierraという素材はどんなものですか?とのことですが、
かつて販売されてた頃に、私も実物は見たことはありますが、所持して使用したことはないのです。

だから使い心地や経年変化は良く分からないのですが、どんなものかというのはカタログでご紹介したいと思います。

これは1992年のカタログなのですが、この頃はこんなにいろんな種類があったのです。
で、Sierraは上の方にある3種類。Cocoa, Ivy, Sandstone
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マクロレンズで拡大しましたが、カタログの拡大なんで意味なさそうな・・・
革の質は・・・すいません、分かりません。
これは牛革なんでしょうか?スエード?

昔々触った感触では、ザラザラした・・見た目のオーストリッチのような感触ではなかったような気が気がします。
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実際、鞄になるとこんな感じで、なかなかマニアックです。
Ghurkaがマニアックなのに、さらにマニアックです。
たまにオークションとかに出ている中古品を見ると、結構表面が擦れてテカったり、ザラザラ感がなくなり
スエードの毛が抜けたような感じなってるのも見たことがありますね。
でも、この右端のグリーンのSafariはかっこいいですね。
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下は、1991年の現地価格ですが、オールレザーよりはかなり安めですね。
ちなみに、このSierraは1990年代前半2,3年だけの販売だったのではないかと思いますので
出回ってる数は少ないと思われるので、物としては結構レア度は高いでしょうね。
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この頃、グルカも色々違った素材のものを数年ずつ販売してましたが、どれもあまり続かず
結局、定番のsaddle LeatherかTwill/Tan trimに戻るんですよね~

このSierraって、あのSierra Designsと同じSierraなんで、同じ意味合いかな?
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# by ghurka | 2014-04-28 22:59 | グルカ関連 | Comments(1)

GHURKA No.79 Bristol

いつものことながら・・・ま~たまた更新を放置してしまいました。
歯医者に行くのと同じで、長いこと行ってなかったらなかなか一歩が踏み出せず、
でも行き始めると結構通えるのです。今回は通えるかなぁ・・・・・

で、今回更新するきっかけは昨日コメントをいただきまして、No.79の情報をご要望とのこと。
あまり記憶にない型番なので早速カタログを引っ張り出しまして調べてみました。

これで合ってればBristolという女性用のジョルダーバックのようですね。
1993年カタログ
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お手元のバックはRegistered Bag No.o74とのことですが、Oの74でしょうね。
Oであれば多分1992年製でしょうか。

下の1996年のカタログで当時の現地の価格も記載されてますね。
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と、こんな感じですがご参考になれば幸いです。
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# by ghurka | 2014-04-17 22:22 | バッグ | Comments(4)

GHURKA Registered Bag No.

先日のネタで少し話題にしましたRegistered Bag No. について
知ってる範囲でちょっとご紹介します。

1975年にGHURKAが創業して、1975年から1977年までのRegistered Bag No.には
製造年を示すアルファベットの記載がなく、1978年からAで始まっています。

この写真は何度か載せてますが、僕が持っている鞄の中で一番古い(初期)と思われるExaminerですが、
これは手書きなんです。これは J 34 と思ってたのですが、アルファベットの記載がないとなると 134 なのか・・
ちょっと不明です。

ついでにもう1点、初期のロゴマークで違うのは、真ん中の大きなMHの上にDesigned byと小さく記載があります。
これもかなり初期のものだけになりますが、鞄の種類により違いがあり、1980年頃のものでも記載がある場合もありますね。
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その後手書きではなく、アルファベット無の数字だけの打刻になっています。
ただ、厳密には僕が手書きの方が初期だと判断しているだけで確証はないです。
でも、打刻から手書きに戻らんやろと思うので・・・
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そして1978年 Aから製造年が分かるようになるのですが、この打刻がアメリカらしくかなり大雑把で、
文字が歪んでたり、太かったり細かったり、大きかったり小さかったり・・・・
いくら手打ちと言えど、高価な鞄なのにもうちょっと綺麗に打てるやろ~って思ってしまいます。
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この手打ち文字は、知る限りではこの"D"の1981年までとなります。
このNo.34にはDesigned byって記載がありますが、
私の持ってるNo.2やNo.5には、BやCでもこの記載はないですね。よく基準がわからないです・・・
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1982年の"E"から規格のきっちりした文字になっていきます。
ただし、Eでも手打ち文字のものを見たことがあるので、この年が過渡期なんでしょう。
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人気の鞄は、たくさん作られ4桁のものも結構ありますね、
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その後、かなり飛びますが2004年に象牙ロゴになり"AA"からまた始まることになります。
最近のGマークロゴについては、分からないのでまた研究しておま~す。
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ちなみに、このRegistered Bag No.は基本的には鞄だけについており、財布や手帳などの小物には
記載がありません。ただし、一部のプランナーなどのOrganizerには記載があるものもあります。
その場合は、"Bag" が抜け、ちゃんと"Registered No."となっておりましたよ。
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余談ですが、下のシリアルNo.はコーチのものですが、これもいろんな種類、意味があり奥が深そうですね。
古いコーチは、結構そそられるものがありたまに入手するのですが、これも研究せんとあきません。
最近のコーチはmade in Chinaとかkoreaですが、初期のものはmade in New York Cityとなっており
すごい魅力的なのです・・・・
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# by ghurka | 2014-03-11 21:57 | グルカ関連 | Comments(5)

Black GHURKA

茶色のサドルレザーが好きなので、黒いグルカは数点しか持ってないのです。
黒いレザーは、経年変化が分かりずらいので、使い込んだ感が味わいにくいのが理由ですかね。
ま、最近は使い込まず、眺めてることが多いのですが・・・・
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グルカの黒レザーには写真のような張りのあるツルッとしたサドルレザーや細かい皺のあるビンテージタイプなど数種類があるのですが、
黒に関しては個人的にはこのツルっとした革の方が好みです。

この黒レザーは創業当初の1970年代は、製造されていなかったようですね。
ご存じのようにグルカの鞄にはRegister No.がそれぞれ付けられており、そのアルファベットで製造年が
だいたい分かり、Aから始まりA(1978年)、B(1979年)、C(1980年)となっていきます。

そして僕の知る限りでは、今までに少なくともA~Dの黒は見たことがなく、製造されたのは早くても
1982,3年頃ではないかと思っています。
当初はこのツルっとしたタイプだけで、その後1990年代になってビンテージタイプが作られ始めたと思います。
だからこの初期の頃のツルっとした革のNo.5とかはコレクション的に欲しいのですが、
なかなか良いものに出合えずにおります。多分、製造数も茶色より少ないんでしょうね。

ちなみにこのNo.2は1991年頃の製造のものです。
こうやって写真で見る黒は、コードバンのように高級感があって、とてもいいですね。
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# by ghurka | 2014-03-10 16:32 | バッグ | Comments(0)

憧れのグルカ

最近ちょっとドタバタしてた・・・という言い訳をしながら・・・
ちょっとマンネリを感じながらNo.34からNo.35になかなか更新が進まずいたところ、
先日、本屋でパラパラ雑誌をめくってましたら、「早く更新せんかいな~!」と言わんばかりの
グルカの記事が載っておりました。

内容はそんなにディープではないですが、見開きでこんな感じでグルカが載ってると非常に嬉しくなり、
この記事のためだけに、つい雑誌 Goods Press を買ってしまいました。
これをまた10年後、20年後に見ると懐かしくなるんですよね。
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やっぱり、最近ちょっとグルカ熱が上がってるんですかね、
先日大阪の梅田で通りかかった若者向けの服屋さんに結構な数のグルカがディスプレイされておりました。

これまた嬉しくなって、しばらく見てたんですが、その間誰も興味を示すお客さんもおらず、
若い店員さんもやっぱりあんまりグルカをご存じないようでしたね。

結局、興味を示すのは、当時のグルカを知る僕らの年代の人ばかりなのでしょうかね。
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# by ghurka | 2014-03-08 19:12 | グルカ関連 | Comments(0)